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新築注文住宅購入時 必要になってくるお金の話

2025.03.15 - Sut

家を購入する際には、物件価格だけではなくその他もろもろの費用もかかりますが、多くの場合、この初期費用は現金で支払わなくてはなりません。
物件の種類によって初期費用も変わってきますが、初期費用がどのくらいかかるのか、事前に把握しておきましょう。

この投稿では、どんなお金が必要になるのかをまとめています。
ぜひ家づくりの参考になさってください。

必要なお金の全体像


家を購入する際に必要となる初期費用の内訳は、「頭金」と「住宅購入にかかる諸費用」という2つに大きく分けられます。

これら2つの初期費用は、基本的に住宅ローンの借入額には含まれず、現金で支払うことになりますのでご注意ください。


頭金


家を購入する際に、物件価格の一部を現金で最初に支払う分を「頭金」といいます。その相場は、物件価格の10~20%が一般的です。


【住宅購入にかかる諸費用】


住宅購入では、頭金の他に、住宅ローンを組む際の費用、不動産取得にかかわる費用などさまざまな諸費用も発生します。
この諸費用の相場は、注文住宅や新築マンションでは物件価格の3~6%、新築・中古一戸建てや中古マンションでは6~9%が一般的です。



<購入時にかかるお金>


不動産購入取得に関わるお金


◼️手付金
売買契約時に売主に支払うお金で購入代金の5%~10%程度が一般的

◼️印紙税
売買契約書に印紙を添付して支払う税金。物件価格が1,000万円超5,000万円以下の場合、印紙税額は2万円です。ただし、2027年3月末までは軽減措置により印紙税額は1万円となります。

◼️登録免許税・司法書士費用
登録免許税は、不動産の所有権を移転登記する際に支払う税金です。


ローン契約に関わるお金


◼️住宅ローン借入費用
住宅ローンの契約を結ぶときに、ほとんどの場合で金融機関へ事務手数料(借入額×1~3%)を支払います。また、フラット35を利用する際には、物件調査手数料(4~8万円ほど)もかかります。

◼️保証料
住宅ローンの返済がスムーズにいかなくなった場合に、返済を保証会社が肩代わりしてくれるのが「住宅ローン保証」です。借入額の約0.5%~2%の金額を、保証会社へ一括または分割で支払います。

◼️各種保険料
住宅ローンの契約では、火災保険・団体信用生命保険への加入が条件となっている場合がほとんどです。
団体信用生命保険料は、多くの場合ローン金利に含まれています。他に、地震保険に加入する場合もあります。


<購入後にかかるお金>


◼️地盤調査費・改良工事費
地盤を調査して、地盤が弱い場合は改良工事を施します。
地盤調査費の相場は10万円前後で、地盤改良工事の費用はさまざまとなっています。

◼️地鎮祭・上棟式にかかる費用
地鎮祭は土地の神様に工事の無事を祈るもので、上棟式は棟上げまで無事に行われたお祝いです。施主の希望で行わない場合もあります。

◼️水道負担金
新築で注文住宅や建売住宅を購入する際に、上下水道の水道管を道路から引き込んで設置する費用を負担します。相場は自治体によりますが、数十万円支払うこともあります。


まとめ


家を買うとなると、単純に「物件価格」だけを考えがち。
しかし実際には、物件価格以外に、購入手続きにかかる諸費用(初期費用)や、購入後にかかってくる固定費などもります。
まずは購入に必要なお金の全体像をきちんと把握し、無理のない計画立ててくださいね💡

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