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どこまで知ってる?お正月飾りの意味と正しいルール

2024.12.26 - Thu

クリスマスも落ち着き、次はお正月の準備ですね!
お正月の準備の一環として「お正月飾り」を飾ることが挙げられますが、いつ頃から飾り始めて、いつになったら片付ければ良いのか正確にご存知でしょうか。
お正月飾りはそれぞれ意味を持っているので、飾ったり片付けたりする正しいタイミングを知っておくことが大切です。この投稿では、意外と知られていないお正月飾りの持つ意味や、飾ったり片付けたりするタイミング、片付けた後の処分方法についてご紹介します。

お正月飾りのもつ意味


門松


門松にあしらわれている松・竹・梅には、それぞれに意味があります。
松は「祀る」につながる樹木ということで、おめでたいことから用いられます。竹は2~3日程で背丈ほどに伸びることから、生命力の象徴という意味合いがあります。
新春に咲く梅は、1年の始まりにふさわしい花として飾られ、門松には紅梅と白梅の両方を飾るのが一般的です。


しめ縄


玄関先にしめ縄を飾るのは、神社がしめ縄を張りめぐらせているのと同じ意味で、神様を祀る神聖な場所に不浄なものを持ちこませないためとされています。

しめ飾りは、しめ縄に縁起物を飾り付けたものです。代表的なものに、清浄な心を表す裏白(うらじろ)、神の力が宿る紙とされている御幣(ごへい)、その家系が長く続くことを願うゆずり葉などがあります。


鏡餅


餅を重ねるのは「円満に年を重ねる」という意味があります。
鏡餅は、神事によく使用される鏡と人の魂を丸い形の餅で表したものです。餅は本来、神様に捧げる神聖なものとしてお祭りやお祝い事に欠かせない食べ物といわれていました。

2つの餅は陰と陽で表され、餅を重ねるのは「円満に年を重ねる」という意味が込められています。


正月飾りを飾る時期


12月13日の「正月事始め」以降ならいつでも良いのですが、特にいいとされているのが
⭕️ 末広がりの「8」が付く…28日
⭕️ キリのいい…30日

避けた方がいい日は
❌「苦」を連想させる…29日
❌ 葬式と同じ一夜飾りなのは縁起が悪い…31日


片付けるタイミング


「松の内」と呼ばれる正月事始めから神様がお帰りになるまでの期間内に片付けましょう。
松の内は岐阜県は1月20日
(関東や東北、九州地方などは1月7日まで、関西地方は1月15日(小正月)まで)一般的に1月7日あたりから片付け始める傾向があります。


正月飾りの処分方法


縁起物であるお正月飾りは、どんと焼きで処分するのが基本です。
しかし、地域でどんと焼きをしていなかったり、都合が合わなかったりする場合は、自分でごみ収集に出す必要があります。

自分で処分する場合は以下の手順を参考に、どんと焼きと同様しっかりお清めしましょう。

1. 白い布や新聞紙の上にお正月飾りを置く
2. お正月飾りの右・左・真ん中の順番に塩を振って清める
3. 白い布や新聞紙で包む
4. 他のゴミと混ぜず、新しいゴミ袋に入れる

ごみ収集に出して処分する際は、地域のルールに従って正しい分別を行なってください。


まとめ


お正月飾りには、それぞれしっかりとした意味が込められています。
飾ったり片付けたりするタイミングは、地域差こそあるものの決まっているので、正しく飾るようにしましょう。
お正月飾りは、どれも年神様を家にお迎えして、1年の幸せや健康などを願うための大切な飾り付けです。神様に失礼のないように、お正月飾りの飾り方や処分方法を覚えてみてはいかがでしょうか。

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