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世帯別 住む場所の決め方選び方 〜定年退職後シニア世帯世帯編〜

2024.10.18 - Fri

この投稿では、自分にピッタリの住む場所を見つけるために考えるべきことを、周辺の環境や間取りについて、世帯別に紹介していきます。
今回は定年退職後の「シニア世帯編」です。定年退職後のシニア世帯は、体に負担のかかりにくい生活ができるかどうかが、家探しのポイントです。
近年、老後に備えての住み替えをするシニア世代が増加しています。
住む場所の決め方・選び方も、子育て世帯やDINKs 世帯とは異なる考え方で選択する必要が出てきます。

住む場所の決め方 〜シニア世帯編〜


1. 医療福祉施設の利便性


年齢を重ねると、病院などにかかる回数が増えてきます。そのため、病院へのアクセスのよさは重要なポイントです。
ただ、医療福祉施設の豊富さや距離はだけでなく、移動がしやすいかどうかも現地で確認しておきましょう。
今は無理なく歩行することができても、加齢と共に、段々と足が弱くなってくることが想定できます。


2. 交通の利便性


周辺が便利な環境かも大切です。出かけることを考えると、公共交通機関の使いやすい駅やバス停の近くなどがよいでしょう。
それ以外にも、家の周辺の道路状況も確認しておくべきポイントです。まわりに坂道が多いと、ちょっとした買い物に出るのも一苦労です。
自分たちの住まいの周辺がどのような環境なのか、自分のライフスタイルと重ねながら見ていきたいですね。


3. バリアフリーに特化した間取り


物件を探す時には、間取りがバリアフリーになっているかも確認しておきましょう。
今は必要ないかもしれませんが、足腰が弱くなると若い時以上に動きやすい間取りが重要になってきます。
もし、住む場所や地域は気に入っているのに理想にぴったりな間取りが見つからない場合は、中古マンションを購入してからのリノベーションを検討してもよいでしょう。

実は、室内での高齢者による転落・転倒事故は大変起こりやすく、非常に危険です。
段差を解消する、廊下やトイレ、浴室に手すりを取り付ける、床材を滑りにくいものにするなど、小さな工事でも効果が期待できますよ。


まとめ


DINKS 世帯は、夫婦2人で暮らしやすい場所を見つけましょう。通勤の利便性を考えた住まいでも、趣味に特化した住まいでもよいでしょう。夫婦2人でどんな場所に住みたいのか、じっくり話し合って決めていきたいところです。
ただ、将来的に子どもを持つことを考えている人は、子どもが生まれた場合にどんなライフスタイルになるのかも含めて考えておいてくださいね。

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